2012年7月16日月曜日

地図は悪夢を知っていた


国土地理院の空中写真に、見事に旧河道があぶりだされた。

伊勢湾台風の水害時に、中日新聞は「地図は悪夢を知っていた」という大見出しをつけが、まさにそれを彷彿とさせる。

㈱パスコのHPに熊本県白川の浸水範囲(推定)の画像が掲載されています
これを治水地形分類図と比較すると、やはり氾濫平野の範囲とほぼ一致する。大洪水は繰り返される地形形成過程のヒトコマに過ぎない。

土砂災害も起こるべき場所で起こっているし、破堤や浸水も起こるべき場所で起こっていると思う。土と川の気持ちになって、動きが窮屈になったときどうふるまうのか、考えていく必要がある

0 件のコメント:

コメントを投稿